「Mac信者という言葉があるが、Macが信者ならOSSはなんだ? Windowsはなんだ?」
「信者ではないの?」
「いや。OSSにはもっと良い言葉を思い付いた」
「その言葉とは?」
「マフィア」
「なぜ?」
「この辺のOSS絡みの負の側面が割とマフィアあるいはヤクザに似ていると思ったのだ」
- 基本的に支払う必要のないコスト負担を要求する
- 内部抗争する
- グループで圧力を掛ける
- 正当性は無いから面と向かって拒否すると引き下がるが、その後で嫌がらせをする
- 基本的に自分達とは直接関係ないと言い張る鉄砲玉を送り込んでくる
「OSS関係者は、きっと【そのような事実は無い】って否定すると思うよ」
「うん。だからね。【そのような事実は無い】って言い張るところもマフィアっぽい」
「ぎゃふん」
「そういう意味で、明らかに信者とは違った振る舞いを見せる場合があるので、むしろOSS関係者は、OSSマフィアと呼んだ方がしっくり来そうだ」
「じゃあさ。Windows関係者はなに?」
「ただの人。特に呼称はないと思うよ。本当にただの人だから」
「【ただの人】を分かりやすく説明してくれよ。信者やマフィアとはどこが違うんだ?」
「信者やマフィアは排他的忠誠心が特徴と言えるがね。Window使ってる人達は、たかがパソコンの勢力争いになんか興味が無い人ばかり。別にWindows以外を使っている勢力と戦って勝ちたいとは思っていない。もっと大切なことは他にある人達ばかりだ」
「どの陣営にも属さない、まさに【ただの人】ってことだね」
「そう。だから自分の都合でパソコンもソフトも選ぶだけ」
「で、そのことは証明できる?」
「だからさ。忠誠心なんて無い人達だからスマホとしてWindowsPhoneは別に欲しがらない。iPhoneとAndroidが市場に溢れるとそれを受容してしまう。そういうユーザー層だよ」
「ほんとうにただの利用者だね」
「みんな本当に何もこだわってないよ。便利ならそれでいい。役に立てばそれでいい」
「君はどうなんだ?」
「同じだよ。便利ならそれでいい。役に立てばそれでいい」
「勢力争いになんか興味は無いわけだね」
「無いよ」
「じゃあさ。もっと便利だと証明されればWindowsを捨てることもあり得るの?」
「その通りだ」
「どうすれば捨てるの?」
「まず説得力のある話を聞かせてくれ。話はそれからだ」
「どの勢力の宣伝文句も、説得力が十分ではないってことだね」